彼は、無口な男の子でした
ライブチャットで働きだす遥か以前前のわたしの恋物語です。
私や友人達と話している時にはそれなりに話してくれるものの、たいして話してもいないような人の前では、口が堅くなるタイプの人でした。
そんな彼と私は仲が良く、友人達からは「いっそ付き合っちゃえよ!」なんてからかわれるほど仲良しだったのですが、私と彼の間にはそんな気持ちはなく、「話と気が合う相手」程度でした。
しかし、そんなある日彼から相談を受けたんです。
「同じ奴の事をずっと考えたり、見かけたら目で追ったりするのってさ、そいつの事好きって事なのかな・・?」普段ちょっとおふざけキャラな彼からの相談。ちょっとからかいたい気持ちになったけど、ここはグッと我慢して真面目に相談にのる事にしました。
「気付けば考えてたり、追いかけたりしてるんなら、好きって事だと思うよ?」そう返す私に、彼は「ふぅーん」と言って、悩み出してしまいました。
これは本気で好きなのかな?と、私は無駄に空気を読み、今の彼に何を言えば適切か、考えました。しかし、結局は彼が決断する問題です。それならば私がするべき行動は、彼の背中を押してあげるのがいいかな。と思いつきました。

